2009年6月25日に急性プロポフォール中毒によってこの世を去ったマイケル・ジャクソン (C)BANG Media International

マイケル・ジャクソンの埋葬が予定よりも3カ月遅れていたのは、妹のジャネット・ジャクソンの金銭トラブルのせいだったことが報じられている。

2009年6月に急性プロポフォール中毒でなくなったマイケルの亡骸は、もともとロサンゼルスにあるフォレスト・ローン墓地にすぐ埋葬される予定だった。しかし、ジャネットが埋葬場所を確保するための手付け金として支払った4万ドル(約313万円)が返金されるまで埋葬を拒んだことから、返金を受けた後の同年9月3日にやっとマイケルが埋葬されたという。

この件に関して、最新刊『アンタッチャブル:ザ・ストレンジ・ライフ・アンド・トラジック・デス・オブ・マイケル・ジャクソン』の著者ランドール・サリヴァンは同書の中で次のように綴っている。

「マイケルの埋葬は、ジャネット、墓地側、さらにジャネットの家族と3者が折り合わなかったために遅れたんです。埋葬場所の確保のためにジャネットが唯一支払うことになっていたので、ジャネットはマイケルのためにフォレスト・ローン墓地にある大理石でできた大霊廊を4万ドル(約313万円)の手付け金を支払ってまで購入したんです。その結果、ジャネットはそのお金が戻ってくるまで葬式を執り行うことを拒んでいたわけです」

そんなジャネットは、2000年にレネ・エリゾンドと離婚した際に、レネが1,500万ドル(約12億円)相当で5つの寝室がある(カリフォルニア州)マリブの豪邸と、ジャネットの音楽利権の一部を持ち逃げしたため、離婚以来"倹約"生活をしているとも報じられている。

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