フォード・ジャパンはこのほど、アメリカンスポーツカーの代表モデルである「マスタング」のエクステリアを刷新し、パワートレーンも一部改良して発売した。マッスルカーとしての伝統を受け継ぎながらも、LEDライトを多用するなど現代的な改良を施している。
新型「マスタング」はロングノーズ&ショートデッキのプロポーションなど、ひと目で「マスタング」とわかるデザインを継承しつつ、エンジンフード、フロントグリル、バンパーフェイシア、リアバンパーのデザインを変更。HIDヘッドライトも現代的な新デザインとなり、スモールランプや伝統の3連リアコンビネーションランプにLEDを採用した。伝統を守りながらも新しさを感じさせるエクステリアに。
インテリアはメータークラスターのデザインを変更し、クラスター中央に4.2インチの液晶カラーディスプレイを採用。このディスプレイで0-60MPH加速のタイム計測などもできるようになっている。
パワートレーンではV8エンジンの最高出力を426PSへと、従来より8PS向上させた。さらにセレクトシフト・トランスミッションを新たに採用。シフトレバーに装着されたサムシフト・スイッチを操作し、マニュアル・モードでの走行を楽しむことができる。
価格はV8エンジンを搭載する「V8 GT コンバーチブル プレミアム」が470万円、「V8 GT クーペ プレミアム」が500万円、V6エンジンの「V6 クーペ プレミアム」が430万円。