137億光年彼方の宇宙の果てへと旅立つ「スター・クルーズ・プラネタリウム」

森アーツセンターギャラリーでは、この冬期間限定で「スター・クルーズ・プラネタリウム」を11月23日から2月11日まで開催する。同イベントは、過去に45万人を動員した「スカイプラネタリウム」をパワーアップしたもの。星空を歩ける3次元プラネタリウムはそのままに、新たに時空を超える不思議な宇宙旅行を味わえるようになっているという。

会場は4つのエリアで構成されている。ゾーン1は、宇宙へのプロローグとなる「土星ステーションへの旅」。近未来の地球を舞台に仮想の宇宙船に乗り込んで、137億光年かなたの宇宙の果てへと旅立つ。船長はプラネタリウム・クリエイターの大平貴之氏が務めるとのこと。

ゾーン2は、壮大な宇宙のスケールを体感する「新3D SKYWALK」。太陽系から銀河系の果てまでを3Dで再現し、直径約4メートルの動く太陽系模型や、立体スクリーンに投影された銀河系を見ることができる。特殊発光体で再現した星空はウォークスルーとなっており、夜空の散歩も楽しめるという。

ゾーン3は、準光速で未来を目撃する「未知なる地球への帰還」。光速に限りなく近い準光速で137億光年かなたの宇宙の果てに行き、地球へと帰還。そこで目にする「驚くべき地球の様子」をフルCGで再現するという。

ゾーン4は、エピローグ「MEGASTAR 荘厳なる星空」。時空を超えた宇宙旅行から、現代の地球に戻る。かすかな光まで再現した「MEGASTAR」(大平貴之氏が開発したレンズ式移動型プラネタリウム)の夜空を眺めながら、旅の余韻を味わえるとのこと。

開催時間は11:00から22:00(金・土・休前日は23:00まで)。入場料は、一般2,000円、高校・大学生1,500円、4歳から中学生まで800円。なお、展望台入館料および森美術館入館料を含む(一般1,500円)。