(C)東村アキコ/講談社/BeeTV

ドコモのスマートフォン向けサービス「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」にて現在ムービーコミックとして配信されている東村アキコ作の『主に泣いてます』。現在「BeeTV」では5話まで配信され、各話平均45,000ダウンロードと好調なスタートを切っている本作だが、今回マイナビニュースでは第2話を全編独占公開を開始した。

『主に泣いてます』は、東京・下町を舞台に、あまりにも美しすぎるゆえに関わる男たちをことごとく不幸にしてしまう美女・紺野泉と、彼女の周りの人々が繰り広げる騒動を描いたシュールラブコメディー。彼女の望みは「ただ好きな人のそばにいること」であり、不幸を約束された泉は、幸せ求めて非モテ道を突き進んでいく。今まで誰も描くことのなかった不幸美女の苦悩と抵抗を描く痛快笑劇。原作は現在も『モーニング』にて連載中で、今年には人気モデル・菜々緒とKAT-TUNの中丸雄一主演でドラマ化されたことも話題となった。

今回独占公開する第2話のタイトルは「Crazy Muta ~キミ・ハ・ムテキ~」。『主に泣いてます』といえば、とにかく美しい主人公・泉は、そのままの姿でいるだけで男を狂気へと走らせてしまうため、美しさを隠す奇抜なコスプレも大きな見どころとなる。今回配信する第2話は、そのタイトルが示すとおり、泉がプロレスラー武藤敬司に扮してプロレスLOVEポーズをキメるという、本作序盤屈指の名シーンを見ることができる。

『主に泣いてます』第2話「Crazy Muta ~キミ・ハ・ムテキ~」

なお、主人公泉のコスプレはすべて作者の東村アキコ自らが考案しており「実際に購入できる範囲内のコスプレ」がポリシーであるという。東村は「ドラえもんとかやらせてみたいですが……」と語っており、今後もさらに奇抜なコスプレで泉が登場するかもしれない。

東村アキコ

また、自身が一番近いキャラクターとしては「ゆっこ」を挙げている。作中の「ゆっこ」こと青山由紀子は、東京美術大学教授・青山仁の妻であり(ドラマでは安達祐実)感情の振れ幅が激しく妄想癖があり、激昂すると言葉遣いが荒くなってさまざまな方言で相手を怒鳴り散らすというキャラ。また、東村は今後登場させてみたいキャラとして「明るいブス」、泉のような不幸系美女に対して「神田うのちゃんのような強さを見習って欲しい!!」と話している。

ドコモのスマートフォン向けサービス「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」は、2011年よりスタートした定額制有料動画配信サービス。国内外の映画、ドラマ、アニメ、ライブ映像、ミュージックビデオ、BeeTVのオリジナルのドラマ、お笑い、バラエティ、マンガと約5,000以上の豊富なラインナップは、モバイル動画配信サービスの中で日本最大のタイトル提供数を誇っている。価格は定額525円で見放題。