KDDIとソフトバンクから発売されたiPhone 5。両社ともに予想を上回る売れ行きとなっており、改めてiPhoneの人気の高さがあらわになったが、NTTドコモユーザーはどう思っているのだろうか。やはりiPhoneが欲しいのだろうか。マイナビニュースではマイナビニュース会員500人に、NTTドコモユーザーへのiPhoneの購買意欲について調査した。

アンケートでまず、「NTTドコモからiPhoneが発売されたら購入するか否か」について聞いたところ、「購入したい」は全体の44.2%(221人)、「購入したいと思わない」は全体の55.8%(279人)となった。

「もし、NTTドコモからiPhoneが発売されたら購入しますか?」に対する回答

次に「購入したい」と回答した人を対象にその理由について回答を求めたところ、挙がってきたのは様々な理由。最も多かったのが「ドコモユーザーだから」という答え。これだけでは、いまいちわかりにくいが、具体的な回答としては「メアドは変更したくない」というものが多数あった。確かに、MNP(ナンバーポータビリティ)を利用すれば電話番号はそのままでも、キャリアが発行したメールアドレスは引き継げない。「メールアドレスを変えてまで、iPhoneは使いたくはないが、機種としてはiPhoneがいい」という人は多いのかもしれない。

一方で、iPhoneを「購入したいとは思わない」と回答した人のなかでも多かったのが「すでにAndroidを使っているから」とするもののほかに、「スマートフォン自体に興味がないから」というものが相当多かった。ここで、スマートフォンに興味がないという人の回答からひとつ引用させていただこう。

今の携帯からスマートフォンにする理由が特に無い。スマートフォンのバッテリーの持ちが悪いのが一番大きい。今の携帯でもある程度PCサイトは見れるし、グーグルマップも使える。単純な機能の豊富さや文字打ち等の操作性はガラケーの方が上」

ここまで言われてしまっては、何もいえない。世の中はガラケーからスマホに移っているが、まだまだガラケー人気は根強く残っているのだ。

話が逸れたが、仮にスマホ自体に興味のない人を差し引くと、つまり「スマホにしたいが選ぶならAndroid、iPhoneのどちらか」といった二者択一で迫ると、iPhoneを望むNTTドコモユーザーの割合はさらに高まることになる。スマートフォン購入希望者に絞れば、ドコモユーザーの4割超+αがiPhoneの購入を望んでいるといえるのではないだろうか。半数近くものNTTドコモユーザーを歓喜させる日は、いずれやってくるのだろうか。

調査時期:2012年9月27日~2012年9月29日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:500件
調査方法:インターネットログイン式アンケート