シルベスター・スタローン主演で1995年に公開された映画『ジャッジ・ドレッド』のリメイク作品が、2013年2月16日(土)に公開されることがわかった。監督は『バンテージ・ポイント』のピート・トラヴィス、主演は『ロード・オブ・ザ・リング』エオメル役のカール・アーバンが務める。
原作は、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005年)の原作者、ジョン・ワグナーが創作し、イギリスで不動の人気を誇る英国製コミック。脚本は、これまで『28日後…』(2002年)、『わたしを離さないで』(2010年)を手掛けてきたアレックス・ガーランド。また、敵役のマーマに『300(スリーハンドレッド)』(2007年)、「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」(TV)でサラ・コナーを演じたレナ・ヘディ、さらに『JUNO/ジュノ』(2007年)や『抱きたいカンケイ』(2011年)に出演したオリヴィア・サールビーが、ドレッドの相棒であるアンダーソンを演じている。
時は未来。荒廃したアメリカは、東海岸沿いに広がるメガシティ・ワンと呼ばれる都市を残すのみとなっていた。4億人以上が暮らし、政府も国家も消え去ったこの土地。その秩序は、エリート集団「ジャッジ」によって守られていた。彼らには、法の番人として陪審員、裁判官、そして刑執行の権限が与えられており、その「ジャッジ」の頂点に立つ男こそが、ドレッドである。しかし、続発する犯罪をさばききれなくなったドレッドは、新人ジャッジのアンダーソンと共に、悪名高きギャング・マーマ一味が支配する200階建てのビルへと乗り込むのだった。