解散説を一蹴したフー・ファイターズ (C)BANG Media International

米ロック・バンドのフー・ファイターズが、現在噂されている解散説を「やめることは絶対にない」と否定した。

9月29日にニューヨークで開催された「グローバル・シチズン・フェスティバル」で、同バンドのフロントマン、デイヴ・クロールは、6万人強の観客に向かって「これで終わりさ。今後(ライブは)もうしないんだ」と語りかけ、その後も声明で「正直なところフー・ファイターズがいつまた活動を再開するかはまだ分からないんだ。ちょっと変な感じだけど、しばらくバンドを離れることは俺たち全員にとって良いことだと思ってるのさ」と休止宣言をして波紋を呼んでいた。 

しかし今回、同バンドは音楽活動を一時的に休止するだけだと主張し、ここまで苦労して築き上げてきたバンドの解散はあり得ないと解散の噂をきっぱりと否定。デイヴは再度の声明で「バンドを続けられないんじゃないかって思った時は何回もあったさ。もうやめたいとさえ思ったこともあるよ。でも……俺はこのバンドをやめることはできないんだ。やめることは絶対にないね。だってフー・ファイターズは俺にとっては単なるバンドってわけじゃないんだ。俺の人生そのものであり、家族でもあり、そして俺の世界全てなのさ」とバンドへの強い思い入れを語り、解散説を一蹴している。

同バンドは、将来的にはまたレコーディングをすると確約しているものの、ツアーなどを含む活動は休止してしばらく充電期間に入る予定で、再開時期も未定だという。

(C)BANG Media International