JR東日本はこのほど、新たに開発した駅構内情報提供サービス「かみしるべ」の試行実験を大宮駅構内にて開始した。駅構内で配布するリーフレットをテーブル状の情報端末の上に置くと、目的地などの道のりが端末にわかりやすく表示されるという新システム。デジタルメディアを活用した情報提供サービスを紙メディアと連携させることで、より多くの駅利用者に利用してもらうことをめざす。
今月14日までの実験期間中、大宮駅構内中央改札(南)内「エキュート大宮」のコモレビ広場に、情報端末を2台設置。試行実験に参加したい人は、自由に端末に触れてシステムを試すことができる。今回の実験では、大宮駅構内の施設に関する案内、および「エキュート大宮」にて実施されている「トレインフェスタ」(10月1~14日)のキャンペーンリーフレットに関連した情報の提供を行う。
同社では今回の試行実験で情報インターフェイスの有効性と案内サービスの価値を評価し、「かみしるべ」の実用化の可能性を検証するとしている。