パナソニックは10月2日、液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズとして、IPSパネルを搭載しLEDバックライトなどによる省電力機能に優れた32V型液晶テレビ「TH-L32C50」を発表した。10月中旬より発売し、価格はオープン。推定市場価格は6万円前後となっている。
薄型テレビ「ビエラ」シリーズの、省電力と高画質に主眼を置いた液晶パネル採用モデル。IPSパネルとLEDバックライトを採用し、シーンに応じてバックライトを制御する「コントラストAV機能」を搭載。奥行き感のあるクリアな映像のほか、黒が引き締まった深みのある映像を楽しめる。省電力性能も高く、独自機能「エコナビ」により、センサーで視聴環境を検知し適切な明るさと画質に自動調整。使用していない機器の電力の低減なども自動で行う。
地上/BS/110度CSチューナー×各1基を搭載し、USB HDDを使用することでの番組録画に対応。最大登録台数は8台で、録画した番組はネットワーク経由でディーガへの高速ダビングに対応する。DLNAクライアント機能を搭載し、「お部屋ジャンプリンク」で別の部屋にあるディーガのコンテンツなども視聴できる。ディーガの「放送転送機能」を使うことで、アンテナがない部屋でも受信した番組のおっかけ再生が可能。
主な仕様は、表示画素数が1,366×768ドット、スピーカーがフルレンジ(6.5cm径)×2基、映像入力インタフェースが、HDMI×2系統、D4×1系統、コンポジットビデオ×1系統。音声出力(ビデオ入力と兼用)×1系統、ヘッドホン/イヤホン端子×1系統、100BASE-TX/10BASE-T対応有線LANポート×1基、USBポート×1基。
本体サイズは、W77.9×D20.7×H53.6cm、重量は約10kg(いずれもスタンド含む)。定格消費電力は47W、年間消費電力量は36kWh/年となっている。