アーティストのBENIがファッションコミュニティストア「RUNWAY channel」のイメージキャラクターに起用され、3日から放送をスタートする新CMに出演する。
舞台は雪降るニューヨークの街角。マッチ売りの少女に扮したBENIの格好は、語り継がれてきた物語のとおりみすぼらしい…と思いきや、洋服からマッチを入れたバスケットに至るまでハイセンスなファッションでたたずんでいる。それを見た意地悪そうな女性2人は「あの子オシャレすぎるわ。マッチ売りの少女のくせに」と口々に文句をいうと目の前にWEBの検索窓が登場。2人が苛立ちながら「なによ? 詳しくはWEBでってこと?」と尋ねると、BENIは服やアクセサリーを1つ1つ指さしながら、自信たっぷりに「ぜんぶ、WEBで」と言う。原作のアンデルセン童話「マッチ売りの少女」は切なく、悲しい物語。ところが、本作はBENIと謎の女性2人の掛け合いがコミカルに描かれている。
撮影は東京都内のスタジオに建て込んだセットで行われた。3日がかりで作りあげたットは、クリスマス時の雪のニューヨークと見紛うばかり。ベーカリーショップやコーヒーショップの看板、クリスマスイルミネーションなど細部まで装飾にこだわったという。カメラが回りはじめると3台の大型降雪機で雪を降らせ、マンハッタンの極寒を再現した。