日本全国に眠るつっぱり美少女を発掘する「ヤンキーアイドルオーディション」の最終選考が行われ、600通の応募の中から勝ち抜いた13人が選抜された。
選考基準は「個性的な生き方や価値観」。全国のレディースからの応募は600通を超え、一次書類審査を102名が通過し、続く二次審査は39名が勝ち進んだ。そして、行われた最終審査で行われたのは、「タイマン口げんか勝負」。場内には「なんじゃこらー!」「なめとんのかー!」とアイドルオーディションらしからぬ怒号が響きわたった。
また、最終選考には特別審査員としてビー・バップ・ハイスクール世代から絶大な支持を受ける、"城東のテル"こと白井光浩が登場。そのテルを相手に、22人の参加者が次々と気合上等の口げんかに挑んだ。最終的に勝ち残った13人は、シングルマザーから、女子プロレスラー、ギャル高校生、江戸っ子ヤンキーなど個性的な面々が集まった。このつっぱり美少女たちは今後、合宿やボイストレーニングを経て、アイドルデビューを目指してガチンコ勝負を挑んでいく。
今年7月から行われた同オーディションは、既成概念にとらわれた正統派アイドルへのアンチテーゼとして、究極の「オラオラアイドル」の開発と育成、そして不良行為からの脱却と更生を目的とし企画された。ビジュアルや歌唱力といった選考基準にとらわれない革新的なオーディションとしてネット上でも話題になり、マスコミ各社からの問い合わせが相次いでいるという。