先月仏クローサー誌をはじめ多数の媒体にトップレス写真が掲載され「美しいが素晴らしい胸ではない」と批評されていたキャサリン妃 (C)BANG Media International

英キャサリン妃の完璧なルックスによって、現在イギリスのファッション界では「グラマーなドレスの新市場」が生まれ始めているという。

キャサリン妃のドレスを数多く手がけてきたデザイナーのジェニー・パッカムによれば、イギリスの一般女性はキャサリン妃の全く欠点のないルックスから多くのインスピレーションを受けて、普段着の幅が増えてきているらしい。ジェニーは次のように話している。

「キャサリン妃のおかげで、イギリスではグラマーなドレスの新市場ができつつあります。私たちはもっとフォーマルな服装を普段の生活に取り入れるべきなんです。私のデザインは、普通の人たちでも優雅な着こなしをしていた1930年代に多くのインスピレーションを受けています。しかし現在は、そういった30年代のシックなスタイルがどんどん衰退していっているのです」

さらにジェニーは、キャサリンがドレスのみならずアクセサリーにも興味を持たせることに一役買っていて、ファッションの選択の幅が広がったと続けた。「でも、キャサリン妃のおかげで、ドレスだけではなくアクセサリーにも興味を持ち、それらを組み合わせたファッションを一般女性たちがだいぶ学ぶことができて、普段着の幅が増えてきているんです。確かに時間がかかることですが、そうするためにはコツがあるんです。前もっていろいろとプランを立てないとダメですね」

さらにジェニーは、先日キャサリン妃が公務でアメリカを訪問した際に、風が吹いてスカートがめくれてしまった事件を教訓にして、今後はドレスに重みを持たせて、キャサリン妃が恥ずかしい思いをしないようにするとも英イブニング・スタンダード紙に語っている。「まさか、あのドレスがあんな風の強い日に着られるなんて思ってもいませんでした。だから、キャサリン妃を守るためにも、将来はもっとドレスに重みを持たせないといけないですね」

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