アメリカで人気のストップモーション・アニメ『ロボットチキン』シリーズのスターウォーズパロディ版が、ブルーレイ、DVDで12月4日にリリースされる。発売に先立ち、吹き替え版のダイジェスト映像が到着した。
2005年より北米カートゥーン・ネットワークの深夜枠、「Adult Swim」にて放送を開始した同番組は、おもちゃ、アクション人形、クレイアニメーションを使用し、ポップ・カルチャーをブラックに皮肉った内容で人気を博した。同番組で2007年、『スタ・ウォーズ』ネタのみで通常15分枠を倍にした特番を放送したところ大当たり。2008年に"エピソード2"、2010年12月に"エピソード3"を放送し、それぞれアニメ界のアカデミー賞とも言われるアニー賞を受賞した。
皇帝とルークがラップ対決をしたり、ジャー・ジャーとダース・ベイダーがまさかの再会を果たしたり、数々の名場面の再現やありえないシチュエーションでの爆笑シーンが魅力の本作。ユーモア満載の内容に、ジョージ・ルーカスもさぞご立腹かと思いきや、なんと公認のシリーズなのだから驚きだ。ジョージ・ルーカスはエピソード1に本人役として登場、そのほかにもルーク役のマーク・ハミルやレイア役のキャリー・フィッシャーなど映画に出演したキャストが出演している。
また、吹き替え版も負けじと豪華。皇帝/C-3PO役を岩崎ひろし、ジャー・ジャー・ビンクス役を三ツ矢雄二、ルーク/アナキン・スカイウォーカー役を浪川大輔が務める。三ツ矢は「かわいくて、おもしろくて、バカバカしい。大人も子供も、つっこみを入れながら見られる必笑の作品です!」と語っていた。