プジョー・シトロエン・ジャポンはこのほど、パリ・モーターショーでのプジョーンの出展内容を発表した。発表されたばかりの208をメインとしながら、数多くのコンセプトモデルを揃えた意欲的な展示内容となっている。
プジョーは40台もの生産モデルを展示する大規模なショールームを展開。そのうちの10台が「208」となっており、欧州ではすでに発売され人気モデルとなっている「208」が、今回の展示においても主役となっている。ドライバーの快適性を最高レベルまで引き上げた「208 Intuitive」も初公開された。コンセプトカーにおいては、迫力あるマットブラックで塗装された「RCZ R Concept」が登場した。2013年に欧州で発売が予定されている「RCZ R」のコンセプトモデルで、1.6リットルのガソリンエンジンを搭載し、プジョー史上もっともパワフルな量産モデルになるという。
コンセプト・スーパーカー「Onyx」も登場。彫刻のようなシルエットと20インチホイールを備えたこのモデルは全長4.65mと巨大で、ボディはカーボンファイバー、エンジンは600PSの3リットルV8ハイブリッドとなっている。ボディの一部に、「ニュースペーパー・ウッド」と呼ばれる、圧縮した利用済みの新聞紙からつくられた素材が使用されるなど、最新の環境技術も投入されている。その他、プジョーの国際化戦略を加速させる意思を示す重要なモデルとして、「301」「2008 Concept」も展示された。