ドワンゴおよびニワンゴは28日、両社が運営する動画サービス「niconico」の「ニコニコ動画:Zero」で提供している音楽ダウンロード機能「NicoSound」において、イーライセンスが著作権を管理している楽曲のダウンロードが可能になったと発表した。
「NicoSound」は、クリエイター(動画投稿者)が許可した作品に限り、動画の音声部分をダウンロードできる機能。2012年9月現在、17万件以上の動画音声がダウンロード可能となっている。
今回、イーライセンスとの合意により、「歌ってみた」や「演奏してみた」などの動画作品に使用されている音楽について、インタラクティブ配信にかかる著作権がイーライセンスに管理委託されている楽曲であれば、NicoSoundにてダウンロードできるようになった(ただし、動画投稿者が許可したものに限る)。
なお、ダウンロードされた楽曲については、配信数がイーライセンスに報告され、それに応じた著作権使用料がイーライセンスから楽曲の権利者に支払われるという。