スズキは、27日から開催された『パリモーターショー』(一般公開は9月29日から10月14日)において、同社初となるCセグメントクロスオーバー車のコンセプトモデル「S-Cross」(Sクロス)を発表した。同車をベースとした車は、2013年末までに欧州で発売する計画となっている。

コンセプトモデル「S-Cross」

S-Crossのデザインは、フロントバンパーからリヤに流れる抑揚のあるキャラクターライン、フロントバンパーのLEDフォグランプ部からボディに入り込むクロームメッキ、有機的なデザインを採用した前後のLEDライトで"躍動感"を表現。また、ダーククロームとシルバークロームを組み合わせたメッシュフロントグリル、ルーフラインと一体化したルーフレールで"上質感"を、後傾したルーフライン、フロントバンパー、ドア下端、リヤバンパーに平滑な面処理を採用することで"空力性能"を表現し、燃費改善に寄与する形にしたとのこと。

さらに、フロントのスキッドプレート、大きく張り出したフェンダーアーチとアンダーモール、20インチ大径タイヤやクロームホイールなどでクロスオーバー車の持つ"力強さ"を表現したという。