高良健吾、吉高由里子らが出演する映画『横道世之介』(2013年2月23日公開)の特報映像が公開され、俳優・高良健吾の新たな一面を引き出した役柄が明らかになった。

主人公の横道世之介役を演じた高良健吾

『南極料理人』『キツツキと雨』の沖田修一監督が手がけた同作は、1980年代を舞台に、上京したての大学1年生・横道世之介の日常と彼を取り巻く人々を描いた青春感動物語。2010年本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一の同名小説が原作で、主人公・横道世之介役の高良、ヒロイン・与謝野祥子の吉高ほか、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛といった若手実力派俳優が名を連ねる。

映画『横道世之介』(2013年2月23日公開)

今回公開された特報では、太陽の姿に扮した横道世之介が軽快なステップでサンバを披露。これまでの高良のイメージから一転、人懐っこい笑顔でお人よしの役柄に扮した新たな一面を垣間見ることができる。一方、吉高は「世之介さ~ん!」と熱狂的に呼びかけたり、暑がる世之介をうちわであおいだりと世之介を愛してやまない祥子を愛らしく演じている。

その他、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛に加え、世之介の両親役のきたろうと余貴美子という豪華俳優陣による個性豊かなキャラクターも登場。それぞれの登場人物が世之介と過ごした時を思い出しながら「世之介」の名前を連呼する一連の場面から、『横道世之介』の愛おしいキャラクターと世界観が伝わってくる。