ビー・エム・ダブリューはこのほど、新型の7シリーズを発表し、販売を開始した。独創的なデザインのLEDヘッドライトを新たに採用して個性を主張すると同時に、最新の環境技術、安全技術を数多く採用している。

7シリーズ ロングホイールベース

新しい7シリーズのスタイリングは、正常進化といえる正統派の高級感を主張するもの。ただし、極端に短いフロントオーバーハングなど、よりスポーティで躍動感を感じさせるものとなっている。また、特徴的なデザインの新しいLEDヘッドライトが個性を演出している。インテリアは高級感とともに機能美を追求しており、多彩なメーター表示が可能なマルチ・ディスプレイ・メーター・パネルを新たに採用。ドライビングパフォーマンスコントロールの設定によって表示色などメーターパネルの表示内容が変化する。

パワートレーンは新世代直列6気筒ターボおよびV型8気筒ターボ、それにハイブリッドが用意される。直列6気筒ターボは320PSとハイパワーながら数々の低燃費技術により、JC08モード燃費は従来モデルより48%も向上して12.1km/リットルとなった。一方、ハイブリッドシステムはこの6気筒エンジンに54PSの電気モーターを組み合わせ、システムトータルで354PSを発揮。JC08モード燃費は14.2km/リットルとなっている。

インテリア

LEDヘッドライト

価格は3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載する「740i」が1,022万円、ハイブリッドの「ActiveHybrid 7」が1,198万円など。