プジョー・シトロエン・ジャポンはこのほど、DSシリーズの4ドアクーペ「DS4」に6速オートマチックトランスミッション仕様車を新たに設定して発売した。従来の6速EGS仕様、6速MT仕様と合わせ、3種類のトランスミッションから選べるラインナップとなった。
昨年9月に日本で発売した「DS4」は、最高出力162PSを誇る1.6リットルツインターボエンジンを搭載したスポーティな4ドアクーペ。欧州では2010年に「Most Beautiful Car of the Year」を受賞し、日本でもシトロエンを代表する人気モデルとなっている。
新たに搭載されるトランスミッションは、上級モデルの「DS5」や「C5」に搭載されて高い評価を得ている第2世代の新6速オートマチックトランスミッション。PSAグループとアイシンAWによる共同開発で、摩擦ロスを最小化し、スムーズなシフトチェンジと高い静寂性を特徴としている。
さらに、「DS5」に採用されて好評のクラブレザーシート仕様車が設定された。ドイツ・バイエルン産の最高級牛革を素材とし、運転席と助手席には腕時計のベルトをモチーフとしたウォッチストラップデザインが施された高品質のレザーシートだ。
価格は、「DS4 Chic」6速AT仕様のコンビネーションシートが、従来の6速EGS仕様のわずか1万円高の310万円。また、6速EGS仕様車には設定のないツートンレザーが335万円、クラブレザーが347万円となっている。