キヤノンは26日、個人向けインクジェットプリンタ/複合機「PIXUS(ピクサス)」の新モデルとして、ミドルローからエントリークラスとなる「MG4230」と「MG3230」を発表した。10月上旬より発売し、店頭予想価格は「MG4230」が16,000円前後、「MG3230」が10,000円前後。

PIXUS MG4230

PIXUS MG4230

2.5型カラー液晶モニタを備えたA4インクジェット複合機。無線LAN(Wi-Fi)を標準装備し、印刷データを受信すると自動的に電源をオンにして出力したり、GoogleクラウドプリントやGoogle Picasaなどと連携する「PIXUSクラウドリンク」などに対応する。

主な仕様は、最高印刷解像度が4,800×1,200dpi、インクが染料シアン/マゼンタ/イエロー、および顔料ブラックの全4色、最小インクサイズが2pl。ランニングコストはL判写真で約19.5円(大容量インクタンク時)。対応用紙サイズはL判~A4、給紙場所は前面トレイ、給紙容量はA4普通紙で100枚、ハガキで40枚。自動両面印刷/コピーには対応するが、CD/DVD/BDレーベルプリントはできない。消費電力はコピー時で約19W。CISイメージセンサーの光学解像度は1,200×2,400dpi。

インタフェースはUSB 2.0×1基、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、メモリカードスロット(SD/SDHCメモリーカード、マルチメディアカード/plus、メモリースティックDuo/PRO Duoなど)。本体サイズは約W449×D304×H152mm、重量は約5.7kg。

PIXUS MG3230

PIXUS MG3230

上記の「MG4230」から、液晶モニタとメモリカードスロット、PIXUSクラウドリンク対応を省いたモデル。コピー機能で使える用紙サイズがL判とA4のみなど、コピー機能も必要最小限となっている。スマートフォン/タブレットからの印刷は可能。

それ以外のスペックや機能は「MG4230」とほぼ共通。消費電力はコピー時で約20W、本体サイズは約W449×D304×H152mm、重量は約5.5kg。