「日経BPコンサルティング」は21日、「食の安全・安心ブランド調査」の調査結果を発表した。
この調査は、食べ物や飲み物を製造・販売する企業や、外食関連企業・店舗など300ブランドの「安全・安心」イメージを消費者に聞いたもの。6月27日~7月22日にインターネットアンケートとして行われ、2万2,537件の回答を得た。
キリンビールが初の首位。昨年首位のサントリーは2位に。
「食の安全・安心ブランドスコア」で首位となったのは、2011年の同調査で20位だったキリンビール。認知、利用、イメージ、利用意向、推薦意向、安心の6指標のうち、認知度を除く5指標が昨年の結果を上回った。
2位は昨年1位のサントリー。6指標の結果はいずれも昨年と同レベルを維持し、0.1ポイントという僅差でキリンビールに続いた。
66.8%の人が「食ブランドの安心イメージ」を気にすると回答
「食ブランドの安心イメージ」について聞いたところ、66.8%が「気にする」(非常に気にする+気にする)と回答。「気にしない」(まったく気にしない+気にしない)は1割未満に止まった。
外食・中食で提供される食品の原材料は、54.1%の人が「気にする」
「外食店や中食店で提供される食品の原材料に対する意識」への質問では、54.1%の人が「気にする」(非常に気にする+気にする)と回答した。
調査結果の詳細、自由回答の例などは「日経BPコンサルティング 調査報告書・書籍のページ」で閲覧できる。