レディー・ガガの元アシスタント、ジェニファー・オニールがガガに「プライバシーなどない」と主張しているという。

激太り、ドラッグとここのところ報道が過熱しているレディー・ガガ (C)BANG Media International

年収7万5,000ドル(約590万円)でガガのアシスタント、および付き人を務めていたジェニファーは、就業契約外の激務を理由に38万ドル(約3,000万円)の支払いを求めてガガを昨年来訴えている。アシスタントを務めていた頃は常にガガの要求に迅速に対処するように求められていたというジェニファーは、自身がガガによって四六時中、重労働を課せられたという主張を裏付ける未公開写真があると主張。ガガに対して法廷への出廷と写真の提出を求めている。

しかしガガは、写真集『レディー・ガガ×テリー・リチャードソン』のためにテリーによって撮影されたというその写真の提供を拒んでいて、ガガ側が裁判所に提出した文書では、その写真は「プライベートで個人的なもの」だと主張している。

一方、ジェニファーの弁護士は、9月21日にマンハッタン連邦裁判所に新たに文書を提出して「(ガガは)自分の"プライバシー"についてまったく気にしていない地球上で恐らく唯一の人間です。あらゆる奇抜な方法で世界中に毎日自身をさらけ出していますから」と、ガガがプライバシーを盾に提出を拒むなど筋違いだと反論。確かに同写真集では、ガガは股間部分に穴が開いているストッキングを履いて足を広げ、手で胸を隠したトップレスの写真や、着替えながら胸をあらわにする写真など挑発的なポーズを披露している。

さらにニューヨーク・ポスト紙によれば、ジェニファーはガガの本名ステファニー・ジャーマノッタを用いて「私は常にジャーマノッタの傍にいた。1日中コーヒーや水などをとっかえひっかえ準備しなければいけなかった。当時はジャーマノッタにずっとくっついていたんだ。写真撮影の邪魔にはならないようにとは言われたが」と訴状で主張している。

またジェニファーは、"ガガがシャワーを浴びた後にはさっとタオルを渡す"などの雑用だけではなく、ニューヨークのガガの自宅やコンサート会場、プライベートジェット、滞在先のホテルのスイートルーム、ヨット、フェリー、電車、ツアーバスといかなる場所にもほぼ同伴させられていたという。

ガガは、ジェニファーの主張の一切を否定しており、写真は訴えとは無関係と反論している。

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