米BOX OFFICE MOJOは9月21日~9月23日の全米週末興業成績を発表した。

週末興行収入1,300万ドルで並んだ『End of Watch(原題)』、『ボディ・ハント』が初登場1位。

『End of Watch(原題)』は、デヴィッド・エアー脚本・監督の犯罪ドラマで、ロサンゼルス中南部の最も犯罪率が高いとされる街でパトロールを任務された2人の警官の主人公をジェイク・ギレンホールとマイケル・ペーニャが演じている。

『ボディ・ハント』は、『ハンガー・ゲーム』のジェニファー・ローレンス主演のサスペンススリラーで『ターミネーター3』『U-571』のジョナサン・モストウが原案。母とともに“訳あり物件”に引っ越してきたジェニファー演じる女子高校生が親しくなった隣人青年との恋模様と知られざる秘密を描いた作品。


3位も初登場の『人生の特等席』。2008年の監督・主演作『グラン・トリノ』で事実上の俳優引退宣言をしていたクリント・イーストウッドが4年ぶりに主演する復帰作で、長年大リーグで活躍してきたものの、高齢で衰えを見せ始め葛藤する伝説的スカウトマンを演じている。監督は『グラン・トリノ』などクリント監督作でプロデューサーを務めたロバート・ロレンツ。95年公開の『マディソン郡の橋』以来、クリントから映画作りを学んだと述べる愛弟子の初監督作品で主演を務める。共演はエイミー・アダムス、

クリント・イーストウッドの俳優としての最新作
(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

共演はエイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク
(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

前週トップの『バイオハザードV: リトリビューション』は5位に失速。『ファインディング・ニモ3D』も2位から4位に後退した。前週19位から7位にランクアップした『The Master』は、ポール・トーマス・アンダーソン監督・脚本・共同製作によるドラマ映画。第二次世界大戦後のアメリカのカリスマ的青年を描いた作品だが、実在する新興宗教団体と創始者を彷彿させると物議を醸し、話題となっている。

全米週末興行成績TOP 10(9月21日~9月23日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 End of Watch(原題) 1,300万ドル 同左 未定 1
1 ボディ・ハント 1,300万ドル 同左 11月17日 1
3 人生の特等席 1,272万ドル 同左 11月23日 1
4 2 ファインディング・ニモ 3D 944万6,000ドル 2,997万9,000ドル 公開中 2
5 1 バイオハザードV: リトリビューション 670万ドル 3,346万8,000ドル 公開中 2
6 Dredd 630万ドル 同左 未定 1
7 19 The Master 500万ドル 605万9,000ドル 2013年3月 2
8 3 The Possession(原題) 263万ドル 4,565万ドル 未定 4
9 4 Lawless(原題) 232万1,000ドル 3,451万2,000ドル 未定 4
10 6 ParaNorman(原題) 229万7,000ドル 5,256万6,000ドル 未定 6
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