ディーアンドエムホールディングスは9月21日、マランツブランドのSACD/ブルーレイディスクプレーヤー「UD7007」を発表した。発売は10月上旬。希望小売価格は157,500円。

光学メディアへの幅広い対応と、ネットワーク機能を備えるSACD/BDプレーヤー「UD7007」。バランス出力も利用できる

UD7007は、多彩なコンテンツに対応したプレーヤーだ。光学メディアは、BD-Video、BD-R/RE(BDAV)、DVD±R/RW(ビデオモード、AVCREC、AVCHD)、DVD-R/RW(VRモード)、DVD-Video、DVD-Audio、SACD、CD、CD-R/RW、Picture CDに対応する。

ネットワーク機能も搭載。DLNA 1.5に準拠しており、オーディオ/ビデオファイルのネットワーク経由での再生が可能だ。WAV/FLACファイルの場合、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応する。

DTCP-IPにも対応しているため、BDレコーダーなどで録画したコンテンツのネットワーク経由での再生も可能だ。また、YouTubeの動画再生にも対応している。

メカ部分には、オリジナルのフルシールドモジュールを採用。アルミ製のカバーとダンパーを加えることで、剛性と制振性能を高めると同時に、再生時のディスク回転音を低減している。

DACは、192kHz/32bitに対応しており、PCM信号だけでなくDSD信号のダイレクト変換にも対応する。

アナログオーディオ部分も強化されており、高速電圧増幅モジュール「HDAM SA2」を出力回路のバッファーアンプに採用。また、出力は、XLRバランス端子とアンバランス端子をそれぞれ1系統を装備する。

HDMI出力は2系統装備。映像と音声を別のHDMI端子に出力することができ、モニターとアンプ、それぞれにダイレクトに出力することが可能だ。

本体サイズはW440×D308×H110mmで、重量は7.2kg。消費電力は25Wとなっている。