西武鉄道は30日、「鉄道の日」(10月14日)の記念イベントとして、西武秩父線横瀬車両基地にて「西武トレインフェスティバル2012 in 横瀬」を開催する。今年の目玉は、引退間近とされる101系271編成リバイバルカラーの展示。

昨年の「西武トレインフェスティバル2011 in 横瀬」の様子

1969年にデビューした101系は、西武鉄道の主力車種としてほとんどの路線で運行。最も多い時期には434両が活躍した。2009年6月には、西武秩父線開通40周年を記念し、271編成(2両編成)が黄色1色から新造当時のツートンカラーに復元され、今年10月までの予定で池袋線および狭山線で運行されている。

今回のイベントでは、他にも懐かしの車両や機関車の展示、鉄道関連オリジナルグッズの販売、「鉄道ジャーナリスト史絵.」さんによるトークショー、西武鉄道創立100年記念ヘッドマークを装着した301系の運転など、各種催しを予定している。子供用制服撮影会、ミニSLの運転、フワフワなどの遊具の設置、秩父警察署と秩父消防署の協力による働く車の展示など、子供向けのイベントも多数用意し、鉄道ファンだけでなく家族連れでも楽しめる内容になるという。イベント当日限定で、横瀬~西武秩父間の硬券往復乗車券も280円で発売。なお、鉄道部品の販売は行わない。

「西武トレインフェスティバル2012 in 横瀬」の開催日時は9月30日10:00~14:30。雨天決行、荒天中止。入場無料。当日は池袋~横瀬間に臨時直通電車が運行される予定。臨時電車の時刻などは決まり次第、西武鉄道ウェブサイトにて発表される。