ソニーは9月20日、ウォークマン用のドックコンポ「CMT-V10」を発表した。発売は10月20日。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後。
CMT-V10は、CDプレーヤーと、プリセット可能なFM/AMチューナーを1つのキャビネットに盛り込んだドックコンポだ。「自分の部屋に置けるMy Roomサイズ」というコンセプトで作られたており、本体サイズはW400×D114×H197mm。A3判の紙を縦方向に1/2に折ったサイズに設置することができる。
「置ける」というのは、サイズ的な意味だけではない。インテリアとして置けるように、デザイン面でも考慮されている。ラウンドしたフォルムと、自動スライド式のドアの奥に配置されたCDトレイ、収納式のウォークマンドックなど、シンプルながら質感の高いデザインを採用。カラーは、ブラック、ホワイト、ピンクの3色が用意される。
ドックコネクタに装着したウォークマンへの録音機能を装備。音楽CDからは、1.4倍速での録音が可能だ。CDまるごと1枚、現在再生中の曲のみ、好みの曲だけ、という3種類の録音方法を選ぶことができる。録音フォーマットは、128kbpsのMP3形式だ。CDだけでなく、ラジオ番組からも録音を行うこともできる。その際には、タイマー録音も利用できる。タイマーは再生時にも利用可能で、ラジオやCDなどの音を使った目覚まし時計としても使うことができる。
アンプの実用最大出力は5W×2。スピーカーは80mm径のフルレンジユニットを使用したバスレフ型だ。本体の背面には1系統の外部入力端子を装備しており(3.5mmステレオミニジャック)、ウォークマン以外の機器を接続して聴くこともできる。