ダイハツ工業のインドネシアの子会社であるアストラ・ダイハツ・モーター(ADM)は、20日から30日の期間にインドネシア・ジャカルタ市で開催される『第20回インドネシア国際モーターショー』に、世界初公開となる「UFC」をはじめとする4車種のコンセプトカーと、市販予定車「AYLA」(アイラ)や各種技術などを出展すると発表した。
UFCは、ADMが主体となって開発したコンセプトカーで、インドネシアで求められるニーズを徹底調査し、コンパクトなボディサイズにスタイリッシュなデザイン、広い室内空間を実現し、多彩なシートアレンジやスライドドアなどを採用。
市販予定車のAYLAは、"インドネシアにジャストフィットする、インドネシア発のインドネシアのためのクルマ"として、ADMが開発に参画。低価格や低燃費を実現するとともに、5人がしっかり乗れる室内空間や、悪路や冠水路でも走行しやすい最適な最低地上高、狭い道でも取り回ししやすい最小回転半径などを実現したコンパクトカーとなっている。
そのほか、1つのシャシーで異なる個性が楽しめるというコンセプトカー「D-R」と「D-X」、ゼロエミッション・次世代モビリティとして開発した「FC 商 CASE」などが出展される。