日本ヒューレット・パッカードは20日、法人向けのデスクトップPCとして、21.5型ワイド液晶ディスプレイ一体型モデル「HP Compaq Pro 6300 All-in-One」を発表した。9月20日より発売し、直販価格は70,350円より。
第3世代Intel Coreシリーズに対応するデスクトップPC。21.5型ワイド液晶ディスプレイとの一体型モデルで、従来の液晶一体型モデルと比較して消費電力を40%以上節約できるとしている。筐体デザインも一新し、ユーザビリティが向上。セキュリティ面においても、セキュリティネジの採用や、背面のUSBポート/ネットワークポートをカバーで覆うなどの工夫がなされている。
製品はBTOが可能。最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Celeron G550(2.6GHz)、チップセットがIntel Q75 Express、メモリがPC3-12800 2GB(最大16GB)、ストレージが7,200rpm 250GB SATA HDD、光学ドライブがDVD-ROMドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版(SP1)。
主なインタフェースは、USB 3.0×4(左側面×2、左背面×2)、USB 2.0×2(左背面×2)、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、DisplayPort×1、マイク入力/ヘッドホン出力/ラインアウトなど。2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵する。本体サイズはW521.9×D195.6×H426.2mm、重量は8.83kg。
液晶ディスプレイ部のスペックは、画面が非光沢(ノングレア)の21.5型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)。360度回転するスイーベル機能を搭載し、チルト角度は下5度/上30度。
なお、「HP Compaq Pro 6300 All-in-One」の発売を記念して、9月20日より2,000台限定キャンペーンが実施される。キャンペーン内容は、最小構成時の価格70,350円が、59,850円になるというもの。加えて、CPUやメモリのアップグレード価格が、通常時よりも割安になっている。