新たな機能とデザインで常に新たな価値を
続いて登壇したのは、時計戦略部 部長 田中徹氏。田中氏は、世界約100カ国で6千万台以上の販売実績があるG-SHOCKは、カシオの強力なアイデンティティであり、それはタフであることを愚直に追求してきたからこそ成し遂げることができたと紹介。さらに、「SHOCK THE WORLD」などイベントの成功により、北米マーケットにおいてG-SHOCKが持つ真の価値の促進が図られたと語った。このような全世界展開は、今後も継続していくとのこと。
カシオ計算機 時計戦略部 部長 田中徹氏 |
ダンス、BMX、スケート、ミュージックなどのステージパフォーマンスを競う「SHOCK THE WORLD REAL TOUGHNESS」が、2012年も六本木ヒルズで開催される |
その一環として、日本ではダンス、BMX、スケートボード、ミュージックなどのステージパフォーマンスを競う「SHOCK THE WORLD REAL TOUGHNESS」を2012年12月8日に、六本木ヒルズにて開催予定。全国5都市の予選を勝ち抜いたチャンピオンと海外から招へいしたトップアスリートとのバトルが繰り広げられる(2011年の模様はこちらの記事「一番タフなヤツは誰だ!? - G-SHOCKが贈るトップアスリートのバトルイベント」で)。
また、G-SHOCKスカイコックピットシリーズのニューフェイス「GW-A1000」は発売以来、好調なセールスを続けており、耐重力、耐振動、耐遠心重力の「TRIPLE G RESIST」がユーザーの大きな信頼を得ているという。この「GW-A1000」シリーズに、新素材トロガミドとメタル素材の融合で強度と軽量化を両立した「フライトコンポジットバンド」を採用したモデルが発表された。
スカイコックピットシリーズのニューモデル「GW-A1000FC-1AJF」。新素材を使用した「フライトコンポジットバンド」を採用 |
フライトコンポジットバンドは、新樹脂素材トロガミドとメタル素材の組み合わせ。強度的にも金属バンドと同等かつ軽く、しかも樹脂なのでケースとの一体感もある |
残念ながらここでは紹介できないが、G-SHOCK 30周年を記念したアニバーサリーモデル第1弾の「Rising RED」に続くモデルも明らかにされた。
G-SHOCK 30周年を記念したアニバーサリーモデル第1弾の「Rising RED」 |
30周年を記念したコラボレーションモデルも続々発表。写真はG-SHOCK 30周年ロゴをデザインしたERIC HAZE氏とのコラボモデル |
このほか、日本での展開が8年目となるソーラー電波時計のフラッグシップ「OCEANUS」。そのプレミアムラインである「MANTA」が2011年11月~2012年4月までの期間、国産ウオッチの機種別売り上げ金額ナンバーワンモデルになるなど、実用できる多機能高級時計として多くの支持を集めている。こちらもMANTAの新モデル「OCW-S2400」が発表された。
OCEANUSのプレミアムライン「MANTA」のニューモデル「OCW-S2400」 |
「OCW-S2400」のコンセプトは「ウオッチ・イン・ウオッチ」。メインダイヤルとインダイヤルに異なる2つの都市時刻を表示し、スマートアクセスにより簡単に変更可能。ワンプッシュで瞬時に2つの時刻が入れ替わる |
OCEANUSの新たなプロモーションアンバサダーは「東京スカパラダイスオーケストラ」。OCEANUSプレミアムパーティーやユーザーキャンペーンなどと合わせて、世界で活躍するこだわりのある大人のエレガンスを伝えていくという |
同様に、タフ&キュートを合言葉に展開する女性ブランドのBaby-G、スマートな機能と輝きを放つデザインの高機能ファッションウオッチ「SHEEN」からも新モデルが発表されたが、これらは別記事で紹介する予定だ。
「新たな機能とデザインで常に新たな価値を提案し続けたい」と田中氏は締めくくった。真のジャパンブランドであるカシオ・ウオッチの新ラインナップを手にできるその日が待ち遠しい。