アイ・オー・データ機器は19日、同社のネットワーク接続型HDD「LAN DISK」シリーズにおいて、「HDL-A」シリーズと「HDL2-A」シリーズの機能を強化。Dropbox連携機能とネットワークバックアップ機能を追加した。

「HDL2-A」シリーズ

「HDL-A」シリーズ

機能追加の対象となるのは、2ドライブモデル「HD2L-A」シリーズの2/4/6TBモデル(法人向け含む)と、1ドライブモデル「HDL-A」シリーズの1/2/3TBモデル(法人向けは1/2TBモデル)の全11モデル。

Dropbox連携機能は、「LAN DISK」シリーズでクラウドストレージサービス「Doropbox」との同期が可能になる機能。自宅や社内で「LAN DISK」に保存したファイルが同期され、外出先からスマートフォンなどで閲覧したり、持ち出して編集することが可能になる。

ネットワークバックアップ機能は、同一ネットワーク上にある別の「LAN DISK」やWindows PCの共有フォルダなどを、「LAN DISK」にネットワーク経由でバックアップする機能。USB接続の外付け型HDDによるバックアップ機能と併用すれば、2重バックアップにもなる。

バックアップ機能として、差分バックアップ、および元データを丸ごとバックアップする「履歴モード」の2通りを用意。「履歴モード」では、過去のバックアップデータをそのまま残すことが可能。履歴数は1~10の範囲で設定でき、全履歴の保存にも対応する。

これらの機能を利用するには、最新ファームウェア(Ver.1.04以降)を適用する必要がある。ファームウェアのダウンロードは、同社のサポートライブラリからダウンロード可能。