「FileMaker Conference 2012」セッションスケジュール決定、事前登録開始

ファイルメーカーは19日、11月28日～30日に開催を予定しているFileMakerの総合イベント「FileMaker カンファレンス 2012」のセッション内容・タイムスケジュールを発表した。iPhone/iPad活用セッションを大幅に拡充している。同時にオンラインの事前登録も開始している。

「FileMaker カンファレンス 2012」Webサイト

今年の同カンファレンスは、「すべてのビジネスを手のひらに。今すぐはじめよう。」をメインテーマに、iOSモバイルデバイスをビジネスに活用するための「iPad & iPhone トラック」と、FileMaker公認トレーナーや同社社員による技術講習「トレーニングトラック」(有料)を大幅に拡充。実際のユーザー事例を学べる「ジェネラルトラック」、医療業界での活用事例を紹介する「メディカルトラック」と合わせ、全39セッションが予定されている。各セッションへの参加はフリーパス方式で、カンファレンスへの事前登録を行なっておけば当日は(席に余裕があるかぎり)どのセッションにも自由に参加できる。

各セッションの詳細は同カンファレンスのWebサイトを参照のこと。事前登録も同サイトから行なえる。

オープニングセッションには昨年同様、同社社長のビル・エプリング氏による基調講演と米FileMaker Inc.のプロダクトマネージャーによる製品テクニカルアップデートを予定。展示スペース「ショウケース」では、FileMaker開発パートナー各社が導入事例や関連製品のデモ・展示を行なう。最終日のクロージングセッションは、参加者・出展者・ファイルメーカー社員の交流により、ネットワーク作りや情報交換が行なえる。

同カンファレンスは今年で4回目。2011年より、開催場所を前年の秋葉原コンベンションホールからフォーシーズンズホテル椿山荘に移し、初の複数日開催を行なったが、今年はさらに期間を1日延長。トラック・ショウケースともにFileMaker GoによるiPhone/iPad活用ソリューションが年々増えており、今年のiPad & iPhone トラック拡充もそのニーズに応えたものといえる。なお、前回の模様についてはレポート記事「『FileMaker カンファレンス 2011』開催 - 多様なiOS向けソリューションなどが集まる」でご紹介している。


昨年もオープニングセッションに登場したビル・エプリング社長	昨年は、FileMaker GoによるiPhone/iPadのビジネス活用事例が多数ショウケースに展示された。これはiPadを持ったサービスマンが巡回を行なう、トップオフィスシステムの複合機保守管理ソリューション