ライカカメラジャパンは9月18日、レンジファインダーカメラ「ライカM-E」を発表した。発売は10月が予定されており、価格は現時点では未定となっている。
ライカMシステムを手軽に楽しめるエントリー向けモデル。ライカMシステムで培われてきた技術を搭載しつつも、レンジファインダーカメラのエッセンスから必要なもののみが選び出されたシンプルな設計が行われている。
撮像素子は、フルサイズのCCDを採用。外観デザインも、無駄な部分を削ぎ落としたシンプルなものに仕上げられている。トップカバーとベースプレートのカラーにはアンスラサイトグレーが採用され、落ち着いた印象となっている。また、外装に用いられたレザーがクラシックな雰囲気を醸し出すとともに、高いホールド性を実現。
主な仕様は、マウントがライカMマウント、撮像素子が有効1,800万画素・フルサイズ(約35.8×23.9mm)のCCDで、対応感度がISO160~ISO2500(ISO80の拡張設定も可能)、シャッタースピードが240~1/4,000秒となっている。ファインダー倍率は0.68倍、背面のモニターは2.5型・約23万ドット表示の液晶方式、利用可能な記録メディアはSD/SDHCカード、バッテリーはリチウムイオン充電池を採用。
本体サイズは約W139×D37×H80mm、重量は585gだ。