ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」初のリアルイベント「ZOZOCOLLE」が幕張メッセで開催され、15日にオープニングセレモニーが行われた。

約200ブランドが出展した「ZOZOCOLLE」。初日から盛況だった

同イベントは、これまでアパレル業界関係者向けに行われていた展示会を一般に開放し、「日本初の一般顧客向け合同ファッション展示会」(スタートトゥデイ)として開催。会場では、国内外の約200ブランドが今年秋冬シーズンの最新アイテムを展示した。ブランドごとにイベント限定アイテムやコラボレーションアイテムなども用意しているという。

オープニングセレモニーには、スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏をはじめ、来賓として千葉県知事の森田健作氏、千葉市長の熊谷俊人氏、ユナイテッドアローズ取締役会長の重松理氏、ビームスホールディングス代表取締役社長の設楽洋氏も出席。「ZOZOTOWN」CMに出演した高田純次さんもサプライズゲストとして登場した。

「ZOZOCOLLE」オープニングセレモニーに出席した(写真左から)設楽洋氏、重松理氏、前澤友作氏、高田純次さん

前澤氏によれば、今回のイベントは構想3年、準備に1年を要したという。「インターネットで商売する我々にとって、お客様と対面してコミュニケーションを図れるのは大きなチャンスであり、出会い。『お客様と友達のような関係を築きたい』と常日頃から申しており、今回が出会い、そしてつながりのきっかけとなればと思います」と語った。

重松氏は、「我々がECの調査を始めたのは1997年頃。当時の結論は、『ファッションはECにならない』でした。しかし前澤友作という新しい挑戦者と出会い、いまや我々の売上げの10%を超えるまでに急成長しています」と述べ、設楽氏は、「いまはネットで売れないブランドはリアルでも売れないし、逆もそう。ECとリアルがクロスオーバーする絶妙なタイミングで行われる今回のイベントが、新しい時代の幕開けになるのでは」と、今回のイベントに期待を寄せていた。

「ZOZOCOLLE」は15・16日の2日間開催され、最終日となる16日の開催時間は10:00~17:00(最終入場16:30)。入場料は1,000円で、会場内で商品を予約すると、購入価格の10%がZOZOポイントとして還元される。

なお、21日からは、「ZOZOTOWN」サイト上でも「ZOZOCOLLE」を開催。サイトから最新アイテムや別注アイテムの予約を受け付けるとのこと。