マウスコンピューターの14型Ultrabook新モデル「LuvBook LB-L450S」は、CPUにCore i7を搭載するだけでなく、グラフィックス機能までも強力。現在市場に出回っているUltrabookではトップクラスのGPUで、最新のKeplerアーキテクチャベースのNVIDIA GeForce GT 640Mを搭載しているのだ。モバイル機だが、1台目のPCとしても使える使い勝手のよい製品となっている。

「LuvBook LB-L450S」

主な仕様 [CPU] Intel Core i7-3517U(1.90GHz/Turbo時3.00GHz) [チップセット] Mobile Intel HM77 Express [メモリ] 8GB [SSD] 240GB [グラフィックス] NVIDIA GeForce GT 640M/インテル HDグラフィックス 4000(NVIDIA Optimus対応) [OS] Windows 7 Premium SP1 64ビット [価格] 89,880円

GPU/CPUともに強力、バッテリ交換も可能なUltrabook

マウスコンピューターにはUltrabookが2シリーズある。そのうちLシリーズは、14インチディスプレイを搭載した大画面モデルだ。2012年秋の新モデル「LB-L450」シリーズは、さらにグラフィックス機能も強化することで、メインマシンとしての利用も可能にしている。今回は2種類用意されたベースモデルのうち、上位にあたるプレミアムモデル「LB-L450S」を試用してみた。

まずは外観からチェックしよう。ボディカラーはシルバー基調で、トップカバーには格子模様がプリントされている。素手で持つとさらさらした感触だ。サイズは幅344×奥行き240×厚さ21mm。重さは約1.83kgで、前世代機よりはわずかに重くなっている。

本体はしっかりした作りで、角のあたりを片手で掴んだまま水平に持ち上げても全体がゆがむような感触はない。ディスプレイは最大約140度まで開くが、開いた状態での移動も不安なく行える。

トップカバーには格子状の模様がプリントされている

タッチパッドやパームレスト等も全てシルバーで、グレアパネルとキーボードのみが黒。タッチパッドの周囲とヒンジ部にわずかな鏡面加工パーツがあるという、非常に渋いカラーリングだ。ヒンジ近くには電源ボタンがあるが、非常に小さく、ほかに機能ボタン等がないのもシンプルでよい。

バッテリの取り外しも可能だ。Ultrabookのようにコンパクトさや軽量さを追求しているタイプのものにはバッテリーを内蔵化し、簡単には交換できなくなっているものが多いが、これならば簡単に交換ができる。

バッテリのとりはずしが可能

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マウスコンピューター/G-Tune