ASUSTeK Computerは、NVIDIAのKepler世代GPU「GeForce GTX 650」を搭載したグラフィックスカードを発表した。定格モデルの「GTX650-DC-1GD5」とOCモデルの「GTX650-DCT-1GD5」の2製品をラインナップする。「GTX650-DC-1GD5」は近日発売予定、「GTX650-DCT-1GD5」の発売日は未定となっている。
「GeForce GTX 650」はKepler世代のGK107コアを採用したGPU。CUDA Core(SP数)は384基、ROP数は16基、テクスチャユニット数は32基、GPUクロックは1058MHz、メモリは128bit接続の1GB GDDR5でメモリクロックは5000MHz(データレート)、TDPは64W。補助電源ピンに6ピン×1、出力端子はDVI×2、MiniHDMI×1。
OCモデル「GTX650-DCT-1GD5」は、GPUクロックを1,215MHzへ、メモリクロックを5,100MHzにオーバークロックしている。店頭予想価格は16,000円前後。一方、定格モデルの「GTX650-DC-1GD5」は、リファレンススペックと同様の仕様で、店頭予想価格は14,000円前後。
、デジタル電源回路「DIGI+ VRM」を搭載し、ノイズをカットするほか、各種パーツにオリジナル素材を使用することで部品寿命を向上させる「Super Alloy Power」仕様となっており、部品寿命や安定性が向上している。また、ヒートパイプをGPUに密着させた高効率な「DirectCU」クーラーを搭載し、冷却性能と静音性を高めている。