熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット＆イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、１週間分のニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【知りたがり!】→【知り】と略表記します
●「ナイナイ矢部浩之、緊急入院。襲った病気とは?」【スッキリ】
|
非常時でもさすがの掛け合いを見せたナインティナイン |
コンビ名にちなんだ9月9日のライブに単独出演した岡村隆史は、「うちのガリガリくんが肺に穴が空きました。イケメンの人がよくなる“イケメン病”なんですって」と笑いを誘う。矢部はともかく、確かに自然気胸は佐藤健、相葉雅紀、内博貴らがかかった病気だ。
電話で緊急出演し、「息苦しいから早く話して……。僕、右わき腹から管が出てるんですよ」と力なく話す矢部。すかさず岡村が「その管はTBSにつながってるんですか?」とボケると、苦しいはずの矢部が「なんでやねん!」とツッコむ。さらに岡村が「（TBS青木裕子アナとの結婚が）これで早まるんちゃう? 着替えのパンツ持ってきてくれんの?」と振ると、「2枚持ってきてくれた」とノロける矢部。さすが間はバツグンだ。
このやり取りを見た加藤浩次は、「岡村が休養していたとき、ひとりで頑張っていたから、ゆっくり休んでもらいましょう。来週あたりには復帰すると思います」とさわやかにコメント。明言しなかったが、『めちゃイケ』ファミリー間で連絡を取っているのだろう。
●「デート報道のチュートリアル徳井義実が真相を語る」【知り】
番組は「2人がデート中に接客した」という店員を直撃。「モデルさんくらいキレイな女性。アイコンタクトを取るような感じで、やっぱり『彼女さんかな』」という情報を引き出す。
一方、当の徳井は主演映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の舞台あいさつで、芸能リポーターの直撃を受ける。「（デートはどうでした? に）楽しかったです」、「（デートで食べたチーズバーガーはおいしかったですか? に）2カ月前なんで覚えてないです」、「（今度はゴールインがありそうですか? に）「ふつうの友だちなんでないです」と完全否定。これだけタイミングがよすぎると、「映画の宣伝だ!」と叩かれるだけに、それを避けるような逃げ腰会見だった。ただ、共演者に気をつかったのか、笑いがゼロなのは残念すぎる。
●「国生さゆり、離婚危機!? 別居報道を語る」【ミヤネ】
あるイベントに出演した国生は別居報道について、「もともと週末婚。実は新居候補が2件あって決まりそうなので10月には同居する」とアッサリ否定。さらに、「（夫の甲田英司氏は）『人気商売なので言われてナンボ』と言って笑っていた。今日もこれからデートに行きます」とノロケ話まで飛び出した。
宮根誠司も、「僕がよくいく店がダンナさんの店で、仕事で国生さんに会ったとき『いつも（夫の店をひいきにしてくれて）ありがとうございます』とお土産をくれた。うまくいってますよ」と断言。確かにこの2人なら、別居話より、バカップル話の方がおもしろい。
●「37歳の山田花子、新米ママ奮闘中。育児の悩み」【スッキリ】
「母乳あげるのに1時間以上かかってしまいました。またあと1時間したらまた母乳、頑張ります」「すぐに起きて泣くのはなんでやろ?」「散歩したいけど、大泣きされそうで勇気が出ない」と正直な心境をツイートしまくる花子。
これを見た香山リカが、「ツイッターでやり取りするとファンも喜びますね」と話すと、加藤浩次も「花子姉さんは等身大の感じがして、（ファンも）同じ目線で話ができるんでしょうね」と同調する。なんてほのぼのしたゆるいネタか。
ただ、それだけでは終わらせない加藤は、育児で2キロやせたという花子に「妊娠するまでもコロンとした体型なのでわからない」ときっちり毒を吐いた。
●「さしこ、激太り＆整形疑惑に不満爆発!」【PON!】
HKT48の指原莉乃が初主演映画『劇場版ミューズの鏡』のヒット祈願豆まきを行い、激太りと整形疑惑について語った。「（6月の移籍後）激太りと言われてるんですけど、以前より公演で動いている」「お母さんにまで整形疑惑のことを言われたけど、忙しくてそんなことする暇はないです」とボヤく指原。さらに、「たぶん日によって顔がちがうんですよ。調子がいいときと悪いときの差が尋常じゃなくあるので。自分でも疑惑を書かれる日がわかります」と十八番の自虐をかました。ちなみに主題歌は、指原のソロ第2弾『意気地なしマスカレード』。これまた「えこひいき」と書かれそうだ。
●「ナレーターの坂上みきが芸能人最高齢出産。ホッとして涙」【スッキリ】
加藤浩次が「産まれましたか!」と声を上げ、スタジオが盛り上がる。「芸能人最高齢出産か?」と騒がれていた坂上が2600グラムの男児を出産したのだ。47歳でニュージーランド人の夫と結婚してから、53歳でようやく授かった命。「赤ちゃんの泣き声を聞いて涙した」というのも共感できる。“芸能界トップ”の肩書きは強力なだけに、今後は声の仕事に加えて、バラエティへの出演も増えそう。
●「史上最強ザックジャパンを芸能人にたとえると?」【知り】
ワールドカップ予選イラク戦に勝ち、「史上最強」の呼び声高いサッカー日本代表。明らかに詳しくなさそうな高橋真麻アナが、「サッカーに詳しくない人が見やすくなるように、選手を芸能人にたとえてみます」と言いだした。明らかに危険な香りがする。
そこで挙げられたのは、前田遼一→松山ケンイチ、伊野波雅彦→堺雅人、香川真司→渡辺謙。選手の人選とたとえのミスマッチに、スタジオは大ブーイングに。すかさず「ごめんなさいね。私も詳しくないので」と逃げる真麻アナに、小藪千豊は「ハァ!?」と怒り、住吉美紀も「シンプルに顔が似てる人でよかった」と全否定、田村淳も「香川選手くらいになると、たとえる必要ない」とバッサリ。「もしかして企画会議のひとつすらやってないのか?」というクオリティだった。同番組は、「視聴率1％代」なんて報道があったばかりなのにこれでいいのか。
●「寺島しのぶが男児出産。母の幸せを語る」【スッキリ】
フランス人男性との結婚から5年、3680グラムの男児を出産した寺島。「痛かったぁ。辛かったぁ。楽しかったぁ。重量挙げの選手ばりにふんばったぁ」「子どもの誕生と同時に母親の誕生でもあります」と率直な心境を明かした。男児の名前は真秀（まほろ）ちゃん。命名の理由はヤマトタケルの言葉からで、「大和魂や大和の美しさを忘れないで」という意味があるという。
寺島の父・尾上菊五郎は、「周囲は『歌舞伎役者に』と言うが、当人がやる気にならないとね」と言いながらも満面の笑み。「史上初の“ハーフ歌舞伎役者”誕生なるか」なんて声もあるが、それなら顔はパパに似たほうがおもしろそうだ。
●「デビュー40周年のユーミンがベスト盤を発売!」【スッキリ】
松任谷由実が11月にベスト盤のリリースを発表。意外にも、『卒業写真』ら荒井由実時代の楽曲を含めたベスト盤は初めてという。タイトル『日本の恋と、ユーミンと。』に込められた意味は、「私の曲の主人公はいつもあなたなのです」。実際スタジオでは、ほとんどの出演者が思い思いに口ずさんでいた。
好きな曲を聞かれ、「『恋人はサンタクロース』」と答えた本村健太郎に、加藤浩次が「何か思い出がありそう」とツッコミを入れる。すると、「当時はブイブイ言わせていたから」と本村はニヤリ。この人、自分のモテ話が好きだが、キャラちがいだ。さらに、「カラオケでよく歌いますよ。（アルバムを）買うかぁ」と言っていた加藤もキャラとちがう。
●「ほっしゃん。と尾野真千子が再びデート報道」【ミヤネ】
5年前に結婚し、1児の父でもあるほっしゃん。前回の報道時は、尾野のことを「奥さんも知っているめちゃめちゃ仲いい友だち」と言っていたが、今回はデートではなく熱海旅行だけにさわがれて当然だ。
ただ、宮根誠司は、「おつき合いはないと思う。2人とも関西人なので、東京で気を許せるいい友人では」とフォロー。さらに、「（尾野の）車に乗っていただけでほっしゃんに激しい嫉妬を覚える」と笑いで話をそらした。両事務所も「友人です」とコメントをそろえたが、既婚者だけにそれしか言えないはず。尾野は7月に高橋一生との同棲を解消したというだけに、寂しさを埋めたかったのかもしれない。
|
ほっしゃん。と尾野真千子が撮られるのは2度目だ |
●「玉置浩二が54歳の誕生日。青田典子への愛を語る」【ノンストップ】
『安全地帯』の30周年と玉置の誕生日を兼ねたパーティーに、妻の青田も出席。玉置が「ノリ（青田）がいないとダメ。何が起きたって一緒に生きて行くって決めたからね」と話せば、青田も「うれしい。彼は音楽の天才です」と返し、ベタベタしはじめる。さらに、「（復帰を）サポートするし、仕事をすればいい。ケンカしたところに謝って（笑）」という玉置に、青田は「家族が第一ですが、前向きにやっていきたい」と2年ぶりの復帰をアピール。
これを見た設楽統は、「見てるこっちが恥ずかしくなる」と苦笑い。千秋も「（結婚）3年って思ったよりも長いね」と毒舌をかぶせた。いや、年々おもしろくなってるんじゃないか。その辺の漫才よりずっとウケる。
これ以外でも、「あっちゃん、早くも合コンでお姫様抱っこ!」「フジテレビ松尾翠アナと福永祐一騎手が熱愛を認める」「東国原英夫元宮崎県知事が20人超と肉体関係」など、週末に向けて加速した今週の芸能ニュース。その一方で、大物同士の熱愛発覚や、オセロ中島の洗脳&塩谷瞬の二股といったような、連日報道されるようなネタはなかった。ただ、パパラッチたちは「年末に向けて、AKBを中心にマークを強化している」というから乞うご期待。
きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間（同時視聴含む）を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを提供するほか、業界通として『芸能★BANG！』（日テレ系）などに出演。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など