11月17日公開の映画『武蔵野線の姉妹』の完成披露試写会が13日、都内で行われ、主演の加藤夏希をはじめAKB48の仲谷明香と中田ちさと、主題歌を歌う松澤由美、山本淳一監督が出席した。
左から中田ちさと、加藤夏希、仲谷明香 拡大画像を見る |
単行本が15万部以上も売り上げたユキヲ原作の大人気同名コミックを映画化した同作。埼玉県某市の武蔵野線沿線の高級マンションに住む美少女姉妹のラン(加藤夏希)とパンドラ(仲谷明香)。セレブニートな生活に疑問を感じていたパンドラは、秋葉原のメイドカフェで働くことに。働くことで"リア充"になっていくパンドラの様子に、ランは戸惑いと反発を覚え始める。
この日は劇中のメイド服を着用して登場したキャスト陣。主演の加藤は「なかなかこういうファッションをする機会がないので、凄く楽しく撮影することができました。コスプレの感覚なんですけど、撮影場所ではこの格好で働いている人がいて、仕事着という感覚が芽生えてきましたね」と撮影を振り返り、「コスプレは何でもうれしいですよ。30歳前にできたのがうれしいです」と喜んだ。一方、映画初出演の仲谷は「ボーイズラブ好きな20歳の女の子を腐った感じでやらせてもらいました。オタク要素は(自分と)近かったので、やりやすかったです」と自信をのぞかせ、演技初挑戦の中田も「AKBでは絶対にやらないツインテールを今回は自信を持ってやっています。そんな私の姿をたくさん見て欲しいです」とアピールした。
また、9月18日に日本武道館で行われる「AKB48じゃんけん大会」について聞かれた仲谷は「前回は気合を入れて勝つと思ったらあっさり負けたので、今回は負けてもいいやという気持ちでいきたいと思います」と自然体を強調。中田も「今年で3回目ですが、2回とも緊張してしまって気持ちで負けました。今年は負けない気持ちを内に秘めて頑張りたいです」と抱負を述べた。それを聞いた加藤は「じゃんけんで真ん中にいけるんですよね。参加したい気持ちはあります」と興味津々の様子だった。映画『武蔵野線の姉妹』は、11月17日より全国順次公開。