アンファーは13日、「天猫Tmall 」に出店し、主力商品である「アンファースカルプD」(丝凯露-D)シリーズの中国インターネット市場での販売を開始した。
中国最大のオンラインショッピングモールに出店
中国進出に際しては、日本の水質が軟水であるのに対し、中国はそのほとんどが硬水であるため、シャンプーの泡立ちが低く、洗浄力も落ちるという懸念があった。中国全土の水質で泡立ち度や洗浄力のテストを実施し、どのタイプの水でも日本と同様な泡立ち、洗浄力がでるよう工夫を重ね、中国でも満足いく結果を得たという。
商品のプロモーションは、中国市場でも発展が著しいSNS「Sina Weibo」を活用し、特に影響力の高いαブロガーによるプロモーションを展開していくという。
同社が出店する「天猫Tmall」は、高品質、高付加価値な商品を求める中国の消費者のための総合的なショッピングモールとして、アリババグループにより2008年に設立。現在、中国B to C Eコマース市場で最大のシェアを誇るオンラインショッピングモールであり、5万の出店者が中国国内外の7万のブランドを取り扱っている。
同社では、国内でいち早くインターネットを中心に販売してきたノウハウをもとに、ネットの普及が進む中国でも同様の手法をとるべく、さまざまなプロモーションを展開し販売を拡大していきたい、としている。