日本人の名字の98%以上を網羅する名字検索サイト「名字由来net」はこのほど、オリンピック・マンスリーだった8月の「名字アクセスランキング」トップ100を発表した。
オリンピックで活躍した選手の希少名がランクイン
8月アクセスの特徴的な傾向として、オリンピックに出場し注目を集めた選手の希少姓がランクインしている点が挙げられる。
乗馬代表であり、日本最年長選手としてニュースでも数多く取り上げられた「法華津(ほけつ)」氏や、女子レスリングフリースタイル63キロ級で金メダルを獲得した「伊調(いちょう)」氏、なでしこジャパンの不動のフォワードとして銀メダルに大きく貢献した「大儀見(おおぎみ)」氏といった名字が、前月と比較し上位にランクされている。
「法華津」姓の前月7月のアクセス順位は234位だったが、今回は急上昇し17位に。「伊調」姓は、前月4,166位から22位へと急上昇した。「大儀見」姓も、前月154位から13位へ上昇という結果となっている。
特に、金メダルは注目度が高いこともあり、個人種目の金メダリストの名字は、42.8%(7人中3人)がランクインしている。銀メダル選手のランクイン率は12%、銅メダル選手の名字は28%となっている。
同サイトでは、今後もワールドカップや世界的なスポーツイベント、有名人の活躍などにより、アクセス順位は顕著に変動するものと予測している。