米Appleが米カリフォルニア州サンフランシスコ市内のYerba Buena Center for the Arts (YBCA)で開催するスペシャルイベントが先ほど開幕した。キーノートではさっそく、予想どおりiPhoneファミリーの最新モデルとなる「iPhone 5」が発表されたことを速報系ブログなどが伝えている。
スペシャルイベントのキーノート会場となったYerba Buena Center for the Arts (YBCA)のLam Research Theater (旧名: Novellus Theater) |
iPhone 5は9月14日予約開始、9月21日発売
かねてからの予測のとおり、ディスプレイはアイコン1列ぶん縦長になって1,136×640ドットの4インチサイズとなり、厚さ7.6mm、重量112gと薄型・軽量化。プロセッサは「A6」プロセッサを搭載とのこと。またDockコネクタは「Lightning」という8ピン・裏表なしのコネクタに刷新される。カラーはブラックとホワイトの2色。OSはiOS 6を搭載する。
通信はLTE対応。日本でのキャリアとしてソフトバンクモバイル・KDDIの名前が挙がったが、 それが両社のLTEサービスに対応するということを意味するのかは不明。また、米国での価格はiPhone 4Sと同様で、日本を含む第1弾の発売対象国では9月14日の予約開始、9月21日の発売となる。
また、既存のiOSデバイスのユーザー向けのiOS 6の提供は9月19日に開始される。
iPodファミリーも刷新、ヘッドホン「EarPods」も登場
新しいiPodファミリーも発表された。
iPod nanoは2.5インチディスプレイ搭載の第7世代が7色のカラーバリエーションで登場。Bluetoothにも新たに対応する。
iPod touchは、iPhone 5と同じく4インチのRetinaディスプレイを搭載した第5世代に。厚さ6.1mm、重量81g。プロセッサは従来のA4からA5になった。iOS 6搭載でSiriも利用可能。カラーは5色。
iPod shuffleも7色のバリエーションとなる。
また、「EarPods」というヘッドホンも登場する。
このスペシャルイベントの内容については、マイナビニュースでも後ほど詳細にお伝えする予定だ。