演歌歌手・石川さゆりの40周年を記念した第2弾アルバム『X-Cross-』(9月19日発売)のCDジャケットを、『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦氏が描き下ろしたことが明らかとなった。
公開されたジャケットデザインでは、和服姿に優雅な笑みを浮かべた石川が華麗に"ジョジョ立ち"をキメている。そのポーズはもちろん、背景やカラーリングに至るまで荒木氏の画力が活かされたデザイン。石川と荒木氏は兼ねてから親交があり、今回のオファーを受けた荒木氏は「"ジョジョ立ち"は基本、人間に不可能なポージングなんですが、今回は実際にさゆりさんにしていただけるように、ちょっと軽めにしました」と解説している。
また、石川も「いつもと違う楽曲を集めたアルバムなので、ジャケットも、周りの方かお友達にいつもと違った形でお願いしようと思って、『ジョジョ』の荒木さんにみんながビックリする石川を書いていただきました。和服のジョジョ立ちはいかがですか?」と仕上がりに大満足の様子。自身のブログ「さゆり日記」でも「ジョジョ立ち石川です!」というタイトルでその喜びについて語っている。
第2弾アルバム『X-Cross-』には、岸田繁(くるり)、宮沢和史(THE BOOM)、奥田民生、未知瑠、山崎ハコ、斎藤ネコ、谷山浩子といったジャンルの垣根を越えたさまざまなアーティストが楽曲を提供。6月にリリースした『石川さゆり×なかにし礼作品集』に続き、「表現者×制作者」の化学反応が楽しめるアルバムに仕上がっている。