9月14日(金)より日米同時公開される、カプコンのサバイバルホラーゲームを映画化した作品『バイオハザードV リトリビューション』のサプライズイベントが10日、都内で行われ、歌手の中島美嘉が約1年ぶりにファンの前で生歌を披露した。
中島にとって生歌を披露するのは、昨年の全国ツアー以来約1年ぶりのこと。日本版の主題歌「明日世界が終わるなら」を歌い終えた中島は「スッキリしました。すっごく緊張してたので。手汗でビチョビチョです」と安堵の表情を浮かべ、「緊張するとずっとピョンピョンしちゃうんです」と本番前のクセを明かすと、客席からは「かわいいー!」の声が。しかし、同曲のPVで初めてウェディングドレスを着用した感想を聞かれると、「これは似合わないなって。イメージがない……自分の結婚式では白いウェディングドレスはないかな……」と苦笑い。そして「映画では親が子を守るシーンがあって、みんなにも守るものがそれぞれあるはず。大きな"愛"と"守る"をテーマに、世界が終わるとしても笑顔でいられるような温かい曲にしたかった」と楽曲への想いを明かした。
この日のイベントには、プライベートでも親交があるオセロ・松嶋尚美も駆けつけ、中島の歌を生で聴いた松嶋は「すっごく心こめて歌うんね! 私のために歌ってくれてるみたい」と大感激。また、昨年12月に第一子を出産したこともあり、映画についても「子どもを守るシーンは、見ながら『早く終わって』と思った。お母さんになると映画の見方も変わるね」と母目線。ちなみに松島の衣装は、劇中で中島が実際に着用していた青と黒を基調としたワンピースで「この3週間で5キロやせたの。やった!と思ってこれを着たら、入らない……美嘉ちゃん、どんだけ細いの!」と驚きの声をあげていた。
先日のジャパンプレミアでは、主演のミラ・ジョヴォヴィッチ、ポール・W・S・アンダーソン監督と共にレッドカーペットを歩いた中島は、前作『バイオハザードIV アフターライフ』に続き第一感染者/アンデットとして出演。バーチャルの渋谷を舞台にアリスと激しい格闘戦を展開するシーンも大きな見どころとなるが、中島は「いろんなことを教えていただきました。すっ……ごいいい人なんですよ。映画で見てすごい方だっていうのが信じられないくらい気さくで優しい。本当に仲良くさせていただきました」とミラとの共演を振り返った。
映画『バイオハザードV リトリビューション』は、アンブレラ社が開発した、人間をアンデッド(ゾンビ)へと変貌させてしまうT-ウイルスが蔓延した世界を舞台に、アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が仲間とともに、極限のサバイバル・バトルに挑む。1作目と4作目に続いて監督を務めたアンダーソン監督は、兼ねてから本シリーズが6作で完結することを明言しており、本作は来るべきラスト・ファイトへの序章となる。映画は、9月14日(金)より丸の内ピカデリーほかで全国公開。