『アニー・ホール』ではアカデミー主演女優賞を受賞したダイアン・キートン (C)BANG Media International

『ボギー!俺も男だ』(1972年作)や『アニー・ホール』(1977年作)で知られる女優のダイアン・キートンが、初共演時にロバート・デ・ニーロを恐れていたと当時を振り返っている。

今では親しい仲となり、新作『ザ・ビッグ・ウェディング』でも共演している2人だが、ダイアンは1997年に初共演した『マイ・ルーム』ではかなりデ・ニーロに対して用心していたと明かしている。

「ミスター・ロバート・デ・ニーロ。もう伝説で親愛なる男性だわ。とても親切なの。本当なのよ。なぜあんなに優しいのかしら? それにとても静かな人なの。でも本当に素晴らしい男性だわ。とても好きよ。彼は家族のことを愛しているの。画面の向こう側にいる彼だけが本当の彼だと思わない方がいいわ。私は彼と何年も前に『マイ・ルーム』で共演したの。彼はプロデューサーでもあったわ。そのときはほとんど彼のことを知らなくて、怖かったの。でもそれも変わったわね」

そんな御年66歳となったダイアンはロサンゼルス中を散歩することが好きなようで、散歩中にはいつも最新の音楽を聴いていると米版ヴァニティ・フェア誌に話している。

「いつもロサンゼルス中を散歩しながら最近の音楽を聴いてるわ。どうやってそんな音楽に出会うのかって? 運転しない時は犬を連れて外に出て何かしら聴いているのよ。今はフランク・オーシャンの『チャンネル・オレンジ』が好きだわ。ただただ素晴らしい音楽なのよ。こんな感じでフランクのことを知ったわ。キレのある歌声なのよね。それにジェイ・Zがカニエ・ウェストとコラボしたアルバム『ウォッチ・ザ・スローン』の最後の曲が好きね。オーケストラが本当に美しいのよ」

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