バストを支える「クーパー靭帯」

ワコールは9月8日を、「クーパー靭帯(じんたい)の日」と制定。多くの女性がバストの構造に関心を持ち、美しいバストを保つための正しいブラジャー選びをしてほしいという思いを込められている。同社は制定とともに、体に合ったブラジャー選びの大切さについてアピールしている。

暑い夏はブラの着用率が下がる? ノーブラ派が4割

同社は今夏のブラジャー着用実態について調査を実施。すると、「ブラジャーをしない(ノーブラ)、もしくはカップ付きキャミソールで済ませる」と回答した人は38%で、約4割がブラジャー省略派であることが分かった。さらに「夏は暑いのでブラジャーを付けたくないと思うことがある」と回答した人は7割以上。夏はブラジャーをおろそかにしがちであることが明らかとなった。

同社によると、バストは「乳腺」「脂肪」と、それらをまとめるようにして支える「結合組織」「クーパー靭帯」からできているという。バストが加齢変化する理由を、同社の人間科学研究所が研究を実施。主な理由は、加齢によるホルモンバランスの変化でバストが柔らかくなること、バスト自体の重さ、そして揺れなどの影響を受け、バストを支える「クーパー靭帯」に負担がかかることだという。

体に合ったブラを選べば、バストの形も美しく付け心地もラク

体に合ったブラジャーをつけた状態と、間違ったブラジャーをつけた状態とを比べると、体に合ったブラジャーをつけた状態の方がバストトップが高く、重心が上がっている。さらにウエストラインや脇のラインもすっきりと見える。体に合ったブラジャーは、バストの形を美しく整えるだけでなく、つけ心地も楽で快適とのこと。同社は自分の体に合ったブラジャーを見つけるには、プロの採寸を受けることと、試着をして確かめることが大切であるという。

体に合ったブラを付けた場合(A)は、バストのトップも高い

同社は9月8日の「クーパー靭帯の日」をきっかけに、自身のバストを見つめ直し、正しくフィットするブラジャーを選んでほしいとコメントしている。