ダイハツ工業は10日、軽乗用車「タント」と「タント エクゼ」を一部改良して発売するとともに、タントに新グレード「G "Special"」と「カスタム X "Special"」を設定し、「タント エクゼ カスタムRS」の価格を見直して発売した。
今回の改良では、ターボ車を除く2WD車のエンジン制御を最適化したことで燃費を向上し、エコカー減税における免税レベルに適合している。
新グレードのG "Special"は、エアロスタイル エクステリアやブラック内装、14インチアルミホイールを採用し、価格は2WDが134万円、4WDが146万1,000円。カスタム X "Special"は、パワースライドドア(イージークローザー付き)やブラック内装、14インチアルミホイールを採用し、価格は2WDが149万円、4WDが161万1,000円。いずれの新グレードも手頃な価格設定としたとのこと。
なお、価格が見直されたタント エクゼ カスタムRSは、2WDが149万円、4WDが161万1,000円となっている。
福祉車両ラインナップ「フレンドシップシリーズ」の「タント スローパー(車いす移動車)」と「タント ウェルカムシート(昇降シート車)」の2WD車についても、免税レベルに適合するとともに、タント スローパーの価格も見直され、リヤシート付仕様は156万9,000円、リヤシートレス仕様は153万4,000円となる。