ソニーは9月10日、Bluetooth接続可能なワイヤレススピーカー「SRS-BTV5」を発表した。発売は10月20日で、価格はオープン。推定市場価格は8,000円前後となっている。
手のひらにすっぽり収まるサイズのバッテリー内蔵スピーカー。141gで野球の硬球より軽い重量と、直径は65mmとテニスボール(直径65.4mm)より小型サイズが特徴だ。
スマートフォンとのBluetooth接続もワンタッチで行える。NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)機能や「おサイフケータイ」機能搭載のスマートフォンであれば、スマートフォンをかざすことでペアリングや切断、接続切り替えが可能だ。同機能の利用には、専用アプリが必要になる。
音質面では、360度サークルサウンドステージが特徴だ。360度全方向に音が広がるため、外出先に持ち運んで、スマートフォン内に保存してある楽曲を仲間同士で楽しむことも可能。
その他の主な仕様は、スピーカーユニットが34mmフルレンジ、アンプの実用最大出力が1.2W(モノラル)、Bluetoothのバージョンが3.0、対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HFP、HSPとなっている。BluetoothはSCMS-T方式のコンテンツ保護伝送にも対応。なお、Bluetooth以外の接続インタフェースとしては3.5mmステレオミニジャックを搭載するので、Bluetooth非対応のポータブルオーディオプレーヤーなどの接続も可能だ。
バッテリーは内蔵式のリチウムイオン充電池で、フル充電時で約5時間の連続再生が可能となっている。
サイズは直径65×高さ67.6mm、重量は約135g。製品には持ち運びに便利なキャリングポーチが付属する。