お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実、俳優の玉山鉄二、林遣都らが8日、東京・新宿バルト9で行われた、映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の初日舞台あいさつに出席した。

左から、玉山鉄二、徳井義実、林遣都 拡大画像を見る

田中宏の同名コミックが原作の映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』は、大人になった不良たちの人生を描いたヒューマン・アクションドラマ。暴走族“神叉”の総長だった怖いもの知らずの主人公・火野鉄(徳井)は、家族を養うために建設現場の仕事に明け暮れる平凡な生活を送っていた。ある日、かつての仲間の娘が不良たちに暴行されるという事件が起き、落とし前をつけるために数年ぶりに仲間たちが集結する――というストーリーで、映画は全国公開中。

舞台あいさつには、主演の徳井のほか、キャストの林遣都、玉山鉄二、中村達也、新井浩文、村上淳、ちすんと熊切和嘉監督が出席し、映画初主演の徳井は「こういう場は初めてなので慣れないですね。普段の仕事と違って、笑顔が無いのが苦労しました」と照れ笑いを浮かべながら、「この作品は、とんでもない映画です!」と自信を持ってPR。熊切監督は「キャスト、スタッフが一丸となって必死に撮った作品。キャストの必死の表情を楽しんで下さい」とアピールし、"神叉"の元幹部・川崎浩介を演じた玉山は「みんな30歳を過ぎてるけど、"クローズ"には負けてません!」と同じく不良漫画原作の映画『クローズZERO』を引き合いに出し、観客の笑いを誘った。

主人公を演じるにあたり加圧トレーニングで肉体改造を行ったという徳井は「もう見る影も無い。胸筋がおっぱいになってしまった」としょんぼり明かすと、玉山は「子どもが生まれてちょうど一カ月。徳井さんは胸があるので、妻とデートに行く時は、徳井さんに預けておっぱいを吸っててもらおうかな」とニヤリ。徳井は玉山からの依頼に「いいですよ。でも、変なもん出たらすみません」と返して笑わせた。

左から、熊切和嘉監督、中村達也、玉山鉄二、徳井義実、林遣都、村上淳、新井浩文、ちすん

また、「撮影は大変でしたけど、その後はヘラヘラしてた。オネエちゃんと遊んだり……」と週刊誌で報道された一般女性との江ノ島デートについて、自ら言及した徳井に、報道陣が「"チュー"とか"リアル"にしましたか?」と突っ込むと、「上手い! 80点!」と笑顔ではぐらかし、「普通の友だちなんで、ゴールインは無いです。同棲もしてない」と交際を否定していた。