JR西日本は10月21日、博多総合車両所にて「新幹線ふれあいデー」を実施する。このほどイベント内容が発表され、各種車両の展示・見学、鉄道を支える技術の実演や展示、その他さまざまな催しを予定しているとのこと。

「新幹線ふれあいデー」では、N700系などの運転台を見学するチャンスも

車両展示を行うのは、新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」、0系新幹線、高速試験車両「WIN350」、グランドひかり食堂車(100N系)。WIN350と100N系は車内も公開する。また、当日10時の開門と同時に正門と北門にて配布する整理券を入手した人を対象に、N700系(N編成16両)と700系(B編成16両)の運転台見学も行われる。

鉄道を支える技術の実演・展示としては、新幹線をリフチングジャッキで持ち上げる「車両ジャッキアップ」、新幹線の救援作業に用いる「救援連結器の取り扱い」を、それぞれ時間を区切って実演。見学者がスイッチを押してパンタグラフを上下させる「パンタグラフ動作体験」、台車走行試験装置や各種台車・モーターが見学できる「台車検修場開放」も行う。

その他、本部棟の屋上展望台と展示室の公開、300系新幹線との綱引き大会、スタンプラリー、各種物販などが予定されている。また、事前申し込みが必要な催しとして、新幹線が洗浄機を通過する様子を車内から見学する「洗浄線乗車体験」も実施。参加希望者は郵便ハガキに郵便番号、住所、氏名(1組4名まで)などを記入の上、「洗浄線乗車体験事務局」まで郵送する必要があり、締め切りは9月30日(必着)。抽選で300組(1,200名)に参加権利が当たる。当選者には当選ハガキが郵送される。

同イベントの開催時間は10:00~16:00。荒天の場合は中止となる。