ワコムは、同社が提供する液晶サインタブレット「STU-300」、「STU-500B」が東芝テックの決済伝票保管サービスに標準採用されたと発表した。
同サービスは、NTTデータの「CAFIS伝票保管サービス」に加え、東芝テックのPOSターミナルもしくはインプットターミナルに同社の液晶サインタブレットを接続し、手書き電子サイン(署名)による運用を提供するもの。今回、STU製品が採用されたことにより、クレジットカード決済時に、STU製品のディスプレイ上に専用の電子ペンでサインを記入することで伝票を電子化し、その取引情報を電子データで保管することが可能になるとのこと。
なお、同社のサイン入力専用液晶ペンタブレットは、ドイツ・ベルリン州立銀行、スペイン貯蓄銀行、フランス電子公正証書などをはじめ、欧米やアジアの各国で多くの導入実績がある。