アイドルグループAKB48の藤江れいなが5日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた、映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』の舞台あいさつに出席した。
映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』の舞台あいさつに出席したAKB48の藤江れいな 拡大画像を見る |
映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』は、第一章「色ノナイ青」と第二章「南瓜花―nananka―」の2つの作品から成る松村清秀監督の最新作。第一章は、裏の社会で生きる無口な日系中国人のメイファ(喜矢武豊)はある日、殺し屋志願の少女・海(野水伊織)と出会うが、メイファを追う黒騎(中河内雅貴)らとの壮絶な戦いが始まる――というアクションドラマで、藤江が出演する第二章は、視力を失っていく病を抱えた新田怜羅(藤江)は、医師の中里(豊永利行)や同室の患者らに囲まれた入院生活を送っていたが、病院で入院患者の謎の連続自殺が続く――というサスペンスホラーとなっている。映画は、同劇場ほかで公開中。
黒のミニワンピースで登場した藤江は「第一章は出てませんが、両方見ると『あっ、このシーンは第一章で見たことある』という場面があるので、両方見て楽しめる映画です」とアピール。イベントには松村監督も出席し「第一章は男性向け、第二章は女性向けに作りました。両方がリンクして時間が戻るという構成になっています。男性はメイファのような強い男を目指して欲しいし、女性はこの作品でキュンとして下さい」とPRし、「試写会の時に女優陣がみんな泣いてたけど、あれは自分の芝居を見て泣いてるの?」とエピソードを披露。自身も泣いたという藤江は「うーん……、自分以外で泣いてました」と照れ笑いを浮かべた。
藤江は「役柄の“新田怜羅”という名前に秘密があるんですけど、気付いてくれたら嬉しい。気付いてくれたファンの方は握手会で4人です!」とも話し、共演した豊永について「私より身長が低かったですよね?映画を観たら身長が高くなってましたけど」と暴露すると、松村監督は「あれはフォトショップで加工した」と苦笑い。また、藤江は「監督にお会いしたばっかりの時はAKB48の事をよく知らないって言ってたんですけど、PVを観てくれたらしく『あのシーンは良かったよ』って感想をもらった」と笑顔で話すと、松村監督は「『AKBがいっぱい』をこの作品に出てた若い俳優たちを集めて朝まで鑑賞した」と明かし、「『盗まれた唇』の片袖が無いセーラー服が良いね~」とニヤリ。藤江は「えー、そこですか!?」と松村監督のハマリっぷりに驚いていた。